・・・ IT 概況 is22 |
・コンピュータ利用による情報管理は約60年超が経過、「省力化」、「管理レベル向上」、「平準化」等業務管理の充実に大きく貢献してきた。 |
・又、2000年以降は通信の自由化により「メール」や「販売手段」としても利用範囲は広がっている。 |
・社会全体で一定の成果を収め、アプリケーション部分は商品化され、殆どの企業が自社開発⇒他社ソフトの利用に変わってきた。 |
・ハード面もPCやOSで大幅な性能アップが図られた。 表面的な利用でもクラウドなど目新しい手法が生まれている。 |
・商品化されたソフトはパッケージとして、単一機能やそれを組み合わせ統合という形で商品化されている。 |
・内容的にも利用者のニーズを取り込みながら、積み重ねたソフトを提供している。が、業務の流れを総合的に纏め挙げたシステムは殆どない。 |
・(開発できない業界事情⇒@膨大な開発コストが掛かるA業務系知識の欠如B関係者の開発リスクからの逃避など) |
・現在、圧倒的に優れたシステムが存在する訳でなく、”知名度があれば勝てる”とメディアを通しPRするのが販売戦略の中心になっている。 |
・それは導入したユーザがシステムを他社へ紹介(推薦)しない事や知名度ある企業が圧倒できない現状を見れば納得できるでしょう。 |
・システム化は日常業務への影響や『投資>成果』が大半で、業務要件含めた難しいプロジェクトで他人に推薦しにくい事もあります。 |
・その為、ユーザの選択基準は、知名度があれば、「失敗しても許される」という発想が多い。(ITは”解らない”で、知名度=高品質と錯覚) |
・業種別のソフトは入力や出力の操作性・出力表現に違いがあっても、慣れると大差はないと感じる。(慣れ=ベスト?) |
・但し、会計ソフトだけは、税理士・会計士が自分の使用しているソフトを(データの共有化等の自己都合上)推薦する事が多々ある。 |
・※ 業務ソフトは購入後、複数ソフトを統合(カストマイズ)したシステム化が進んでいるが、現場はユーザ・ベンダー共苦戦模様。 |
・2000年以降、通信の自由化により「情報伝達手段」として新しいニーズが生まれ急速に進化をしている。(ハード・ソフト面共) |
・特定個人との連絡手段⇒「メール」と、不特定の第三者への情報のアピール⇒「ホームページ(HP)」です。(HPは販促の有効な手段) |
・「メール」は、企業の業務や日常の生活の中で有効な伝達手段として一般化している。殆どパッケージ化され一段落した分野である。 |
・「HP作成」は誰でも簡単に開発でき、画像デザインや検索数など”見た目”で開発判断しやすい。 業務系とは異質のソフトといえる。 |
・HPでの商品情報や第三者とのやり取り(受発注・連絡)はデータ化して他へ連動する事で容易な対応が可能。容易に個別開発できる。 |
・HP作成はユーザもベンダーも「リスクの少ない開発」⇒表面上の良し悪し&プログラム能力で対応・・それ以外の不安材料は少ない |
・クラウドは、外部コンピュータでシステムを管理するもので、ユーザはPCだけで簡単に使用できる。情報誌など口火に一般化した。 |
・ベンダーは運用時の出向作業が大幅減などメリット大。一方、ユーザは導入は容易だが、実務面・拡張性・機密性などに問題を残す。 |
・クラウドの利用では、公共性があり情報の機密性がない「救急病院情報」等が好ましいと考えられる。 |
・マイナンバー制度は、ユーザより公的機関の管理上のメリットをねらった仕組み。開発内容はNo欄追加、帳票作成程度でリスク軽微。 |
・※ ITは 「専門的」、「ブラックボックス」、「難しい」と勝手に思っている。情報誌読破や少しの経験だけで「ITのプロ」と思われる分野でもある |