・・・ パッケージ ソフト の 概要 (種類や内容) is22 |
・@業務管理ソフト・・省力化・管理の充実・平準化などを目的に提供される製品。一般的にパッケージ・システムとして販売されている |
・ 単一システム ⇒ 会計や在庫・販売など単一目的のソフト、価格は数千〜数十万円、安価なソフトは家電量販店でも販売 |
・ 統合システム ⇒ データの重複入力の排除を狙って単一システムを組み合わせた複合システム、カストマイズ必須、コストは高額 |
・ 総合システム ⇒ 会計・在庫・顧客・分析などをソフトに内蔵したカストマイズ不要の完成されたシステム、殆どない、 |
・・**単一や総合システムは品質・コスト面等安定的だが、統合システムはカストマイズにより品質・コスト面に影響大、要注意 |
・Aパッケージの優劣・・特定企業向けに開発したソフトを他社へ販売展開が発端(”分野別ソフト”と言われる理由) |
・ 会計ソフト ⇒ 試算表・PL・BS・元帳など基本帳票が明確な為優劣判断はしづらい。入出力の範囲や操作性はメーカ別に特色がある |
・ 会計以外のソフト ⇒ 在庫管理・販売管理・分析・人事管理などはパッケージにより大きく異なる。稼働現場やデモ・試行品など地道な検討が大切! |
・B開発の難易度レベル・・目安 |
・ HP作成→1・・作成画面単位に完成確認可、プログラム作成能力が重要、短期間で容易に習得可能、 |
・ 単一システム→10・・開発する業務知識を把握した上でシステム開発。設計〜プログラムまでのノウハウも必要、プログラム知識習得でも数年要 |
・ 統合システム→100・・単に上流からのデータ連結だけでなく、運用面など業務系を考慮したシステム構築が求められる。高度な対応が必要 |
・ 総合システム→500以上・・多くの機能(業務・実務・運用・例外等)を内蔵し、実務の流れに沿ったシステム設計が必要。プログラム的な高品質も必須 |
・**システムは本来”総合システム”が好ましいが、多くの業務知識に精通する者が少なく、単一ソフトの組み合わせになっているのが実態 |
・C開発コスト・・開発時のコストは開発人日(1日当りの作業工数)で表示する |
・ 作業内容→現状調査・分析、概要設計、詳細設計、プログラム開発、システムテスト、教育、残高移行 ほか・・ |
・ 開発人日当りのコスト→4万円〜8万円/日位が相場、平均単価は5万円/日前後。派遣は個人別、請負は開発人日*単価が一般的 |
項目 | 単一システム | 統合システム | 総合システム |
概要 | ・単一目的のパッケージ | ・単一のパッケージの組み合わせ | ・パッケージに全機能を組み込み |
代表的なソフト | ・会計、在庫管理、販売管理、給与計算等 | ・ERP対応のソフト | ・殆どない。 ・スーパーM・簡単会計(IS製品) |
カストマイズ有無 | ・原則なし | ・必須 | ・原則なし |
品質 | ◎ | 内容による(×〜○) | ◎ |
理由(品質) | ・対象内で完成 | ・業務間・システ間の整合性の問題を完全に 解決することは困難。
又、パッケージの機能を維持しつつプログラム開発は非常に難しい |
・対象範囲内で完成 |
製品のメリット | ・低価格 | ・データの業務間の一元利用が可能 | ・データの一元化・帳票間の整合性が図れる ・高品質(早期の実施・安定化が可能) ・導入費用が明確 |
製品の課題 | ・単一目的しか対応できない | ・完成時期、品質が不安定
・高額 ・業務の流れが統合システムに制約される |
・製品化が難しい |
パッケージ化 | ・特定ユーザ向けを手直し | ・単一システムを組合せ統合
・データ連結箇所をカストマイズ |
・開発体制を組みにくい(困難)
・(理由→コスト・知識・売り先などリスク大) |