| 顧客管理の具体策is22管理ポイント |
| 客先との売上・仕入に伴う残高の管理のポイントをピックアップ。 |
| ■取引に伴い発生する債権・債務 |
| ■取引の決済方法⇒一般的には、取引と同時に清算する現金取引、一定期間後に清算する掛け取引 |
| ■掛け取引⇒売上に伴う債権・・・売掛金、仕入れに伴う債務・・・買掛金 |
| ■決済までの期間⇒サイトと言い、売掛金は短く、買掛金は長い方が有利。サイトの決め方は業界の商慣習による所が多い。 |
| ■決済条件の決め方⇒入出荷日や業種によっては検収で決める。出荷日基準が一般的。(事例)20日締め月末起算翌月末決済。 |
| ■管理ポイント |
| ■残高チェック⇒当月の取扱金額(発生高)と決済金額の発生状況 |
| ■時系列チェック⇒前月残高、当月の発生・決済状況 |
| ■主なポイント⇒月次単位で残高が増えている、取引が無いのに残高だけが数ヶ月動きが無い、等は原因を確認する。 |
| ■残高明細 | ||
| ■国内取引⇒締め後、一括請求、一括入金が一般的。その為、売上時の明細を入金時消込みして残りが残高明細。未入金分は次回請求の対象となる。 | ||
★一定期間過ぎた債権残高を回収遅延債権(残高)と言う。基準は特にないが期日後2、3ヶ月程度が目安。
| ■与信管理⇒取引先との取引拡大と共に取引の歯止めやチェックとして与信管理をする場合がある。但し、企業規模との兼ね合いあり
| ■輸出取引⇒原則、一取引単位の清算 | |
| ■残高確認 |
| ■定期的に取引先との残高確認をする事が好ましい。通常は一年に一回程度、勘定別の確認。内容は時点における明細か残高で行う。 |