「クラウド」システムis22 昔からある手法(言い方が変わった)! ユーザの立場から見た長短 |
【クラウドシステムのリスク】 情報は金になる、、、! 情報漏洩の懸念は公衆回線自由化以降、大半の技術者・現場従事者の無関心事、、 |
・情報漏洩は殆ど100%近くされている。但、当事者が認識できない状態で、、、。直接影響なければ、わからない |
・クラウド対応のシステム開発者、システム利用者は自分の仕事が円滑にできれば良いので『情報漏えい』に殆ど無関心。 |
・クラウドでは、情報利用者と情報管理者が別人格であると言う事を忘れてはならない。『金のなる木』を他人に預けている様なモノ。 |
※買い物のポイントも、無償のサービスでなく自分の買情報を売っているのである。情報は何処かのマーケットに売られている |
・第三者に情報管理を一任する事は漏洩リスクが数倍、十数倍増大する。情報はcopy、漏洩してもわからない『金になる木』 |
・実際に影響あるのは企業の業務明細、客先別情報、困るのは経営者、個人の場合、病院の患者情報、銀行の預金情報など |
☆現場実務者は『情報に関する認識度が希薄、日常に影響なければ、、、何も困らない!』。結果責任も関心も殆どない。 |
※※職業別困るのは、企業→経営者、病院→患者、議員はしない:名簿等機密で情報モレ致命傷 |
☆情報化社会で、情報漏洩は付き物。他人に漏れていけない情報管理は閉鎖的(close)な管理を考慮の必要性ある! |
疑問・・『何故、業務システムでクラウドを使う必要があるのだろうか?』 管理業務は閉鎖的な会社内の仕事である。 |
ネットを使う必要性は殆どない。ハード機能(処理能力・記憶域ほか)が大幅に向上した現状、PC一台or2台で充分だと思う! |
ネットに繋ぐデメリット(ウイルス感染や情報漏えい、コスト増、制約など)を考えれば、社内のcloseシステムも検討の必要が・・ |
「クラウド」という意味は、雲。雲状の煙やほこり。クラウド・コンピューティングの略。「クラウド・コンピューティング」とは、ネットワーク |
(特にインターネット)をベースとしたコンピュータ資源の利用形態です。 |
昔(1980年頃)、大型コンピュータでディスプレイ(ブラウン管)を通して、大企業が部門や子会社にやっていたシステム手法で、通信網の |
高速化、ハード(PC)の進化で、復活した仕組み。エミュレーション・システムと言われたが、今はソフト会社が開発・運営・管理している。 |
システムの利用面の違いは、ユーザ側が『自分のパソコンの中にソフトウェアやデータの保管』をしていた事、クラウドの場合は、サービスを |
提供する側が『ソフトの利用環境やデータの保管』をするという事です。 (”パソコンだけあれば”がうたい文句) |
内容的にすごいシステムができた訳でなく単に管理場所が変わるという事です。但し、開発側には隠れたメリットがありますが・・ |
具体的に、メリット・デメリット・リスク等について記述します。ご検討している場合など内容の正否を含め考慮する事をお勧めします。 |
ただ、遠隔地とのやり取りは専用回線で限定された当事者間の利用が、公衆回線の高速化と解放で誰でも自由に使える様になった。 |
その結果、第三者割込みのリスクも発生した。それとIT関係者の多くがクラウドの環境確立後に業界参入してる事を忘れていはならない。 |
公衆回線開放で多くのメリットを得た一方、情報漏えい、ウイルス等のリスクや安易過ぎる発想の専門家がいる事を、、、考慮の必要があるでしょう。 |
■クラウドシステムの最大の売り物・・・『パソコンあれば何時でも何処からでも入力や検索ができる』 |
■外部からの入力者⇒(可能性)営業(販売員)マン・・即、入力の必要性は殆どナイ。万一、必要な場合(例外)は事務所に頼べば良い! |
・・取引先の営業報告(記述)の方がより優先される!。又、一括入力の方が生産性高く効率的、且つ、入力チェックも必要。コストも安い |
■外部からの情報検索⇒(客先の場合)在庫状況・・・緊急あれば、まとめて事務所に確認すればよい。頻繁に発生するものでない。 |
★外部からの情報検索⇒(経営者・社員等)資料・・・必要時に情報をメールして貰えれば可(実際にはあまり考えにくい) |
・・社外から資料を自由に検索する必要性、価値とデメリット(コスト・情報拡散リスク)・・・言う程必要性ないと考えられる! |
■クラウドシステムの売り・・・『パソコンへのソフトの設定・データ保存(管理)不要』 |
■パソコンの設定・データ保存の問題は最近のパソコンの機能等のレベル・アップにより、極端な作業負荷の違いがある訳ではない |
・・データ処理のシステムでは、レスポンスの問題は複数端末利用やネットを介する場合、考慮すべき事項 |
■利用できるシステムの範囲とコスト |
■今まで自社のPC(サーバ含む)で稼働しているものが外出しになっていると考えればよい |
・・他社のシステムとの共有は困難と考える方が好ましい。会社のシステム管理が一社に集中依存する方向になる |
■コスト負荷は利用料形式となり、システムと端末台数で決定されると考えられる。(増設すればコストが掛る) |
■考慮すべきリスク |
■利用システム・・・運用会社のシステムに制約・影響される、システムの選択範囲が制限される |
■外出しのリスク・・・運用制限(→メンテ・更新など)、情報漏えい(→全くの他人が情報管理・維持)の覚悟が必要 |
■他社へのシステム切り替え問題・・・残高移行、コスト、など 不明 |
■利用回線の変化・・・昔は専用回線、今は公衆回線(安価になった一方、情報管理のリスクが増大) |
■マトメ →→ 皆、クラウドという言葉に洗脳され過ぎている。長所も短所もある。より勝るのは単一PCで全てできればウイルスも怖くない! |
■業務ソフトとしてクラウドのシステムは現時点では特殊な分野を除いてユーザに大きなメリットを与えるものではない。 |
■結局、システム選択時は、『数社の導入ユーザに具体的な効果を聞いて判断する』それが、賢明な策かも知れません |
■因みに、ベンダー(業者)の最大のメリットは、メンテ作業が自社の拠点でできる事です!・・・ |
■情報漏えいの最大の怖さは、自分の情報が漏えいしてもその事実の把握が困難な事。把握した時点で特定業界にまん延している事です! |
☆情報漏えいいけない事例・・自社の特定の商品仕入単価や固有情報が漏洩しても自社は認識困難。開発業者側は絶対に責任とらない! |
*補足:クライドシステムの導入基準として、経営者=情報漏えいの考慮度、社員=導入の容易さが採用有無の基準になっているのかもしれない! |
☆関連ページ |
■IT情報(クラウド・システムについて) |
■情報漏えい問題(ベネッセから見る問題点と対応策) |