借入と預金is22利息の計算・条件の違い |
預ける側・借りる側から借入・預金のポイントをピックアップ。 |
■金利計算 |
■支払(受取)【利息】=元金*利率*日数 |
■【利率】には→年利(年間利率)通常%、月利(月間金利)通常%、日歩(一日の金利)通常xx銭(単位は100円に対し)、最近は年利表示が多い |
■【日数】には→両端入れ(借入日、返済日を含む)、片落とし(借入日、返済日の一方が対象)、両落とし(借入日、返済日を含まない) |
・(補足1)年利の場合の金利計算は、元金*年利*(日数/360又は365)。(一年の日数は銀行や取引内容により違う・・・365日、360日) |
・(補足2)片落としには起算日落とし(最初の日を計算対象外)、期日落とし(最後の日を計算対象外)がある。(一年の日数は銀行や取引内容により違う・・・365日、360日) |
・(補足3)日数説明の記述は借入側で表現、預金の場合、借入日→預入日、返済日→引落日 |
■日数計算 |
■借入⇒原則、両端入れ(借りた日、返した日も金利が対象) |
■預金⇒原則、両落とし(預けた日、引き落とした日利息が付かない) |
■決済条件・・・利息の清算 |
■借入⇒前払い、後払いがある。期日が確定の場合(証書借入など)殆ど前払い |
■預金⇒殆ど後払い |
■実質金利について・・・(事例) |
■借入時、利息の前払い・・・借入10万円、利率10%、(手取9万円)⇒実質金利11.1% |
■借入時、担保預金・・・借入10万円、利率10%、利息後払い、定期預金1万円、利息1%⇒実質金利11.0% |
■借入の利息を毎月支払・・・借入10万円、利率10%(そのまま、一年後には・・)⇒実質金利約10.4% |
■借入・預金に仕組み・・・(マトメ) |
■条件は概ね貸す側に有利になっている |
■貸付側は、如何に実質元本を少額にするか、利息の回収を小刻みにするか、前倒しするかで実質金利は大幅に違ってくる。 |
■借入の条件は個々の取引を含め銀行により違う |
■参考までに・・・用語 |
■借入金は一年以内を短期、一年を超えると長期として取り扱う。 |
■借入の継続で、借入の重複時点(返済時・借入時)を「おどり」という。 |