業務管理のヒント どの会社にもある・・・ | ボランティア情報 (経営管理者に!) |
・ 会社の管理:日々の業務運営は一見何の問題もなく行われている様に見えます。貴方の会社は大丈夫ですか?
どの会社でもある業務管理の穴(危険なリスク)について、記載!
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管理に潜むリスク 内部確認のお勧め! | 確認は言葉でなく書類が重要 |
☆◆帳合取引 |
・取引先(売先)が一企業で、色々な部署(店舗含む)と取引し、決済が一括入金の対応会社の業務管理のリスク |
【あるべき業務管理】 管理部門の事務作業 |
@売上計上:取引相手(担当者別)の口座設定・・債権が計上される |
A入金決済:客先の代表口座(決済用)に計上される。 |
※請求行為は、取引口座別の請求書と口座別の合計表示の合計請求書送付が一般的。 |
B振替事務:経理担当者が入金を売先口座ごとに振替える。 |
C残高確認:一定の単位(半年or一年程度)で管理担当者だ書面で相手客先とやり取り |
※帳合取引の場合、@ABの手順で、本来行われるべき管理業務 |
【上記作業の必要な理由】 |
@取引の残高把握:当事者しかわからない。その為、取引口座は相手担当者にすべき ※債権が明確化、トラブル回避策 |
A精算方法が全取引の一括振込は取引先の都合。 ※帳合の場合、中には口座別精算する会社もある |
B入金を取引先別に振替えないと、売上口座と入金口座が分離され、実際の口座別把握が困難になる |
※多くの売上口座と一つの入金口座だけの債権になり、管理不能と同じ状況。 |
【指摘と問題点】 |
@客先口座を纏めるリスク(実際にトラブル時、債権把握が困難化・・交渉相手が不明に!) |
※取引が頻繁に行われる場合、取引に伴う詳細は特定担当者間しかわからない。だから、債権管理責任者の明確化が必要 |
A売上と決済口座が2分化されている場合、全く管理されていないとも言える。限りなく不正の可能性大 |
☆@は意外に多い対応の仕方、管理のやり方が甘い、実際に問題遭遇時に気が付く(誰が相手と交渉?) |
☆Aの対応の場合、本当に限りなく危険な状況です!まずは、自社の勘定残高内訳表確認を、、、 不正確率10%位か?! |
【補足:チェック行動】 ・・調査するなら、上記@Aの企業に対しての確認 |
@取引先確認 相手会社の経理に取引口座別の月末の残高の連絡をお願い |
※相手企業との口座別残高の照合で、端数の違いは可能性がある(インボイス制度の影響で管理手法が異なる場合がある) |