【インボイス制度・補足】 実務事例・・・問題ある現場 |
◆インボイス制度 10月実施・・ 何故、問題? |
☆★会社の管理・運営の現状(現状認識) |
・企業は個々の取引を毎日伝票化する(営業は営業台帳の様な台帳に一旦記入する形もある) |
・その内容をシステムに入力する。蓄積されたデータから決算や営業成績、債権管理等の帳票が出力される。 |
・どの会社も、多少に違いは有っても、同じ様なレベル形の管理運営をしている。 |
・今年10月から実施されるインボイス制度の実務的な問題点について、記述する。 |
・客先との取引が発生したら、(借方)売掛金 xxx (貸方)売上 xxx 預かり消費税 xxx の仕訳計上する。 |
※@客先単位に個々の取引を基に計上する。当然消費税分も含めての売掛金で計上である。 |
※※取引先の最新の残高把握はリスク管理上必須なので当り前の事である。唯、突発的事態が無いと軽視するきらいがある。 |
・請求書の発行は、業種、取引の形により、千差万別。請求書は一概にエビデンスと言えない場合もある。 |
※個々の取引が一回単位で清算する場合(スーパーの買い物、一過性の取引など)は例外で、大半が、月次等で纏めて請求している。 |
※取引の形態により、請求書を発行しない商売、月を跨り請求書発行する場合、計上金額の端数対応など企業により統一されていない |
◆インボイス制度の概要と具体的な問題点 |
☆インボイス制度は@消費税の納付基準を明確化する、& 国税・税務署の監査A資料の管理保存を進める制度と認識している |
※現場の仕事は思う程簡単でもなく、例外も多い。その為上記@Aの基本的ルールだけで、具体的事例紹介は蛇足である。 |
☆実務上矛盾のこの制度の見直しは必要である。日常の仕事は繰返しの連続で、本来の意味を理解してやってはいない。混乱必至 |
※話題は別だが、2030年代にはインドネシアがGNPで上位目指すとか?その時、日本はそれ以下の6位という見通しとか!”ショック” |
結局、机上論者が中心の安易すぎる制度に日本の立ち遅れの一辺を垣間見た気がする。あまりにも自己都合の理屈の制度では・・! |