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掲載済のNO13商品管理 前:No11手形管理・No12消費税管理 |
商品管理について、下記に記載 |
No.13 商品管理について ・・(営業部門・(経理)) 2021/11/18 |
☆☆ 商品管理とは、商品別の取扱高、粗利益の把握及び在庫管理 |
1、商品の評価方法 ・・ 棚卸、売上原価 |
@棚卸の計算方法 ・・ 主な計算方法を下記列挙 ※単価を確定させてから在庫の数量を乗じて棚卸金額を算出する |
・先入先出法 ・・ 先に仕入れた商品が先に出荷されたと見做す方法 |
・後入先出法 ・・ 後から仕入れた商品が先に出荷されたと見做す方法 |
・移動平均法 ・・ 商品の入庫単位に、在庫商品+仕入で商品の単価評価を計算していく方法 |
・総平均法 ・・ 一定期間に仕入れた商品の平均単価で評価する方法 |
・最終仕入原価法 ・・ 最後に仕入れた時の単価で棚卸を評価する方法 |
・個別原価法 ・・ 個々の仕入に紐付けて売上、在庫管理する方法。 |
※評価方法は企業により色々。PCを利用した方法では、総平均法が一番賢明。 |
◆(理由)・・入力順や入力ミス等で、評価額に影響するので、取引の平均値で計算が好ましい。別の評価法なら月末洗替えを推奨 |
A商品評価(棚卸)で考慮する事項 ・・ 総平均法の場合 |
・仕入諸掛 ・・ 仕入原価に算入(棚卸への加算)できる ※数量が無いので注意 |
・総平均不算入 ・・ 前期分仕入の加算、加工時の素材投入実績など |
※売上原価諸掛は、棚卸の計算には関与しない、売上の諸経費としての位置づけ |
B売上原価・粗利益 ・・ |
・粗利益の計算 → 売上金額ー売上数量*((繰越金額+仕入金額)/(繰越数量+仕入数量)) |
※上記の青色と栗色が売上原価、栗色が商品の評価単価 ※栗色部分の計算は複雑な為、ここでの説明は省略 |
☆ポイント☆ ・・ 商品管理では、商品単価の算出が一番重要。粗利益や棚卸高も容易に管理できる |
2、組織 ・・ 商品管理の部署 |
・全社で一括 ・・ 営業が全社共有なら商品管理は全社一括 |
・メーカ(製造業) ・・ 工場(部門)が在庫を一括管理、営業が販売時に社内売買で工場から購入し販売 ※在庫を持たない |
・営業が独立した組織 ・・ 部署(部門)単位に、在庫を抱え、販売する。部門別で商品管理する |
※社内売買が発生する場合、当事者間の売買価格のルール化が必要 |
☆ポイント☆ ・・ 商品管理の合計が営業成績、決算資料の売上・仕入・粗利益・棚卸になっている |
3、主な帳表 |
帳票名 | ・ 内容 |
@商品別取扱高内訳表 | ・組織別・商品別の取扱高(売上・仕入)、粗利、在庫などの月間・期間の実績表 |
A商品群別売上実績表 | ・組織別・商品グループ別の日別の売上状況と月間営業成績 |
商品別取扱高推移表 | ・組織別・商品別の売上などの年間の月別推移表 ※商品別の売上状況把握 |
☆ポイント☆ ・・ 商品別取扱高内訳表が商品管理の殆ど全てを網羅している 営業担当が月次で見たい帳票 |
4、その他 |
決算との関係 ・・ 営業成績表の取扱高(売上・仕入)、粗利及び棚卸高が一致する |
販売分析との関係 ・・ 商品の単価を基に客先別や商品別の販売分析表の粗利益が計算される |
実地棚卸 ・・ 期末などに行う帳簿と実際の在庫との照合 ※差額分を商品過不足口座で、数量の調整対応する(売側or買側) |
☆ポイント☆ ・・ 商品管理の合計が営業成績、決算資料の売上・仕入・粗利益・棚卸になっている |
★★ 帳票・画面 サンプル ※帳票サンプルのレイアウトや内容は企業が使用しているシステムにより若干異なる |
■@商品別取扱高内訳表・・ 組織別の商品別の月間・期間の実績(売上高・粗利・在庫状況など)一覧 |
チェックポイント ・・ 合計欄の数値が決算資料(PLや営業成績表)と一致のはず(システムニより自動連動or入力) |
■A商品群別売上実績表・・ 商品グループ別の日別の営業日報 |
チェックポイント ・・ 商品登録で商品を分類整理して、日々の営業状況を把握できる 最前線の早見サンプル表 |