【私の常識と原点】 ”IT業界” |
◆IT(情報システム化)業界・・ 日常生活で便利に利用できる最高の手段、、、 コンピュータってそんなもの! |
☆★常識という基本線 |
@本来は、業務(作業)が、管理が、”楽”になる・・投資(費用)以上の成果(具体的な数値と内容)を伴う事 |
※公的なプロジェクトではユーザ側の効果(便利さ)は当然で、行政側の人的・管理などの具体的成果、国のリスク対策が明確化が必要 |
Aシステム開発は企業ブランドでなく、個人(orチーム)の能力が大きい。※大学受験と同じ様なもので100点が求められる |
Bベンダー(IT側)に万能を期待すると失敗する。実際には単なるプログラム開発の技術集団。※ユーザ側が勝手に万能と錯覚している |
C開発は契約時にスケジュール設定するが、大半が遅延する。。それ以上はアラーム? 但し、当初の開発予定の例外も稀にアル |
Dシステム開発は、大筋完了(8割方開発)が実質2割程度の進捗。それからが本格的なテスト・確認が始まる。(実際の事例テスト含め) |
※延々と開発状態の場合、ループ状態で容易に終了しない。能力的問題の可能性も大で、楽観は許されない |
Eシステム内容は会議(打合せ)で決定されるが、表面的な”言葉”で理解。其の為両者間で内容的な把握に違いが発生多々。 |
F当初の費用見積は参考にならない。カストマイズと言う名目(追加要件)で、4,5倍が当たり前の世界!(ユーザ紹介がない理由) |
GIT分野は、業務系開発と通信分野(web系)に大別される。業務系は半世紀以上経過も未だに混沌としている。web系は質的には大差ない |
H業務ソフト・パッケージは当初開発の特定ユーザ対応をカストマイズした製品が大半。会計ソフトも営業ソフトも、、、それを連動したのが統合システム。 |
Iクラウドとは、開発したソフト・システムを業者が管理し、pcを通信を通して利用する仕組み。※システムもデータ管理も業者一任。 |
☆★私の仕切線 |
・@Fの問題→システム開発は、いつの間にか、金儲けの手段になっている。投資以上の成果をユーザに還元する仕事だと思うが・・ |
・ABEの問題→ITに従事する人は、単なる技術者、安易な依存は大怪我の基。相手の実力を知ることが大事。 |
※システム紹介では会計事務所が会計ソフトの紹介以外、殆ど紹介事例はない。法外な投資などユーザが痛い目に合っているのが現状 |
・CDの問題→開発遅れの場合、許容の遅延期間は3か月程度が限界の目安、それ以上は能力的問題もアリ、対策の検討が必要かも・・ |
・CFシステム開発の難しさ!→通常業務(入力の8,9割)は出来て当たり前、例外処理が実務で運用できるかがポイント(システムの価値)・・ |
・AGH業務系システムは、半世紀以上も混沌(導入企業が他紹介ナシ)。総合システムの成功例あまりナシ、導入検討は慎重さ要。異常な金喰う虫?? |
・Iクラウドは、企業の情報管理には向かない!。理由は企業機密の漏えい必須(漏れてもわからない!)。本来は情報共有のシステムがお勧め・・ |
※メディアが異常にPRしている事、机上の専門家達が”良い良い!”と言っている為、皆感化されている。因みに情報漏えいの結果責任有耶無耶! |
◆マトメ 私のシステム開発への拘りについて補足 |
・今のIT業界はグレー、業務管理、実務対応、会計知識など、現場経験含め知識は殆どない。儲ける事しか頭にない人達が多い。 |
・ソフト(システム)には、決まった値段や相場がない。同じソフトが一万円にも、百万円、一千万万円にもなる。(絶対懐具合を見せたらダメな世界) |
・ユーザが考えている常識は通用しない業界。自前で最低限の実務全体の業務知識、会計知識、大局観など基礎的なノウハウ・スキルがアル方が好ましい |
※ユーザが基幹業務のシステム化を計る最低限の事は、取引記録(営業台帳・伝票発票)を日々行っている事。仕訳で取引が推定できる事が有効 |
・一般的に総合システムと言われているのは個別のシステムの統合化で一元化された総合システムではナイ。連動は運用上矛盾が発生する。落とし所が難しい |
・開発や運用で色々な問題発生時の対応で、許容期間は一ヶ月程度が目安。同じ様な問題が繰返し発生の場合は、能力的な問題の可能性! |
☆★☆色々悲観的な事を述べたが、自分が感じるIT業界の現状だと思う。難しい世界である! ”百聞は一見にしかず”の対応がベスト!! |
◆長年やって感じたIT業界 |
@会計が全てと感じてる人達が多い・・失敗するはずがないシステム。金を掛け過ぎは考え物!(帳票などは殆ど一緒) |
Aシステム開発で最も大事なのは業務知識・・業務開発の原点、大局的且つ例外含めた考慮がないと、必ず問題事項に遭遇する |
B管理運用の原点は、取引の記述・・日々の記録(伝票発票やその代用資料、営業台帳など)。それで50%は達成 |
C机上論者は多いが、実務経験がない。現場に弱い・・言葉の信用より、結果で見る習慣が大事(開発上の注意点)。※成功例は意外に低い |
◆ペーパーレスと管理 |
・適格な管理把握は、聞いたり、見たりでは概要しかわからない。そういう意味で、ペーパーレスは管理の入り札では決してない。 |
・結果を保存すると言う事を除いて、、、 |
・安易にペーパーレスは推奨できない。管理しない実務外の人達の論理だろう。抜けぬけと叫ぶ広告・営業が怖い!無責任である! |